親の援助を受ける場合、次の3通りの方法が考えられます。ケースによっては贈与税の対象になることもあるので、注意してください。
(1)現金をもらう場合
「住宅取得資金の贈与を受けた場合の特例(相続時精算課税制度)」により、20歳以上である子が親から住宅取得等資金の贈与を受ける場合、取得する住宅の床面積など、特例の対象となる条件を備えていれば、これらの資金の贈与については2,500万円の特別控除額のほかに1,000万円の住宅資金特別控除額を控除することができます。
(2)親子間の賃借
税務署でもっとも贈与税の疑いありと、目を光らせるところです。「ある時払いの催促なし」では、贈与税が課税されやすくなります。きちっとした借用書(公正証書にすればなおよい)を作成し、返済を銀行振込にするなど、返済の事実を証明できるようにする必要があります。
(3)親の預金を担保に銀行から借金する場合
本人が返済するので、贈与税の問題は生じません。利子の軽減があるときは軽減分が贈与といえますが、年間110万円までの贈与には税金がかからないので、一般的には贈与税の心配はいらないでしょう。なお、贈与税がかかるおそれのある場合には、親などの援助分を持分として共有登記にすれば、課税は避けられます。