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update:2008.5.1


お花見団子や桜餅、端午の節句には柏餅と、季節を楽しめるのが和菓子です。和菓子は、茶の湯で供される懐石料理から生まれました。そこはかとない甘みはお茶にぴったり。洋菓子に比べ脂分が少ないこともあって、甘党の人のなかにはメタボ対策として和菓子にシフトする人も多いようです。ところで、和菓子は店で買うものだと思ってはいませんか。実は、そのレシピは思ったより簡単です。
たとえば「栗きんとん」は栗と砂糖と水だけで作ることができます。「水ようかん」だって、こし餡(あん)と寒天があれば、あとは砂糖、塩、水だけでできてしまいます。道具にしても、ふだんキッチンで使っているもので十分。まずは普段いただく和菓子から、自家製に挑戦してみてはいかがでしょう。
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自宅でできる柏餅。葉は熱湯に漬けるだけ。餅は上新粉と砂糖、水を混ぜて電子レンジで温めるだけ。餡は市販のもの。10分でできあがります。
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これも簡単、水ようかん。寒天に黒砂糖と餡を加えて煮てから冷ますだけ。砂糖の量を調整できるので、さっぱりした味に仕上げられます。
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和菓子作りが大変そうに思えるのは、「餡作り」が原因かもしれません。餡は小豆や白いんげんを煮て砂糖で味をつけるだけなのですが、時間と手間がたっぷりかかります。しかし餡はおいしい出来合いのものが市販されています。缶詰やビニールパックのものを利用すれば、あとの作業はずいぶん楽になります。
たとえば「きんとん」は練り餡と寒天、砂糖に水飴を足して、型に入れ冷やすとほぼできあがります。本来は「きんとん漉し」という道具でそぼろを作るのですが、目の粗い粉ふるいなどで代用できます。こし餡を丸めた「餡玉」にそぼろをつけてできあがり。甘納豆を飾れば市販品と見栄えも変わりません。
お団子や柏餅、草餅には「上新粉」を使います。上新粉はうるち米を粉にしたもの、これをさらに細かく砕いた「上用粉」という粉もあり、こちらは主にまんじゅうに使います。上新粉に砂糖と水を加えて練って、レンジで熱したら「ぎゅうひ」ができあがり。ヨモギをすって混ぜ、餡を包むと「よもぎ餅」ができあがります。
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上新粉や出来合いの餡、寒天や葛粉、白玉粉やきな粉などはスーパーやデパートで簡単に手に入ります。上新粉または上用粉にすり下ろした大和芋を混ぜるとまんじゅうの皮ができあがります。寒天や葛粉に甘みを加え溶いたものに粒餡を加えて、ぷるぷるとした食感のおいしい冷や菓子を作ることもできます。
自宅で作る和菓子には、季節のものを加えてみると楽しみも広がります。春なら桜の花びらを練り込んだ桜餅も美味しいでしょう。旬のイチゴや夏みかん、グレープフルーツを砂糖漬けにして、季節を味わってみるのもいいでしょう。クッキーのかわりに甘納豆、アイスのかわりに水ようかん・・・。洋菓子より簡単な手作り和菓子で、甘いレパートリーを広げてみませんか。
※記載した価格は税込み価格です。
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淡交社「キッチンでつくる茶席の和菓子」(1,890円)など、本格的な和菓子作りのレシピを紹介した本も増えてきました。
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