MC column

好奇心に充ちた時間

update:2008.5.1

1畳のサッカーコート

インドアゲーム好きの人なら、「テーブルサッカー」をご存じでしょう。たたみ一畳ほどのサッカー場で、選手の人形を操作しながら、本番さながらのサッカーを楽しむゲームです。選手の数は11人、ルールも実際のサッカーとほとんど変わりません。サッカー好きならだれでも楽しむことができるゲームです。
テーブルサッカーの誕生には諸説ありますが、一説には19世紀にスペインで生まれた「フットボリン」というゲームが原型といわれています。これはスペイン内戦で怪我をした子どもたちが、病院内で遊ぶために考えられたもの。あまり身体を動かさなくても、臨場感のあるサッカーの試合を楽しめます。しかもプレイヤーの力量によっては十分な運動もできるゲームです。これはサッカー好きな大人たちも夢中にさせました。ゲームはヨーロッパからアメリカへと広がり、ちょうど日本の「野球盤ゲーム」のようにポピュラーなものとなりました。

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2人から4人のプレイヤーで楽しむテーブルサッカー。海外ではピンボールやダーツと並ぶインドアゲームの定番。

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このバーを回転させるだけなのに、本物のサッカーさながらの興奮が味わえます。

プロを本気にさせるスピード感

実際にテーブルサッカーで遊んでみると、思った以上に激しいゲームであることに驚くでしょう。自軍の選手が固定されたバー(ロッドと呼びます)は4本。プレイヤーは盤の左右に立って自軍の選手を動かします。ボールのスピードは早く、選手間の距離が狭いため、ゲームは最初から最後まで接戦が続きます。ルールは実にシンプル。ゲーム中にボールに触れたり、選手を360度以上回転させたりしない限り反則をとられることもありません。ゲームは動体視力を鍛え反射神経を鍛えるのに最適といわれ、ヨーロッパのプロサッカーチームのクラブハウスには、必ずといっていいほど置かれているとか。
日本ではまだまだマイナーなゲームですが、海外では国際トーナメントも頻繁に開催されていて、その賞金も数百万円規模。日本からの参加者も徐々に増えているようです。

マイテーブルから、世界へ

テーブルサッカーは5万円前後から販売されていますが、先日、本家スペインの「RS Barcelona」社製のボードが日本でも販売を始めました。価格は60万円前後と高価ながら、自宅用に購入する人も珍しくないといいます。オーナーは人形のユニフォームをひいきのチームのカラーに変えて、本戦さながらのゲームを楽しむのだとか。
数年前に「日本テーブルサッカー協会」という組織ができ、最近では国内でも各地でオープン選手権が開催されています。シンプルなゲームですが奥が深いテーブルサッカー。大人の遊びとして注目してみませんか?

※記載した価格は税込み価格です。

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RS Barcelona社の「サッカーゲーム#2」、65万円。ユニフォームをチームカラーにペイントしたり、選手名を入れたりすることもできます。

関連リンク

http://www.jtsf.org/

「日本テーブルサッカー協会」のページ。テーブルサッカーのルールや、大会の開催予定もここで知ることができます。

http://www.e-favorite.net/soccer/soccer.html

廉価なテーブルサッカーゲームを販売する「Favorite Sporting Game」のページ。

http://www.bals.co.jp/

RS Barcelona社のテーブルサッカーを輸入した「BALS」のページ。銀座の「Bals Shop」で販売されています。

http://www.spikything.com/games/gillettefuzbal/

2006年のワールドカップを記念してジレット社が制作したテーブルサッカーのJavaゲーム。ネット上で楽しんでみては?

このコラムについてのお問い合わせ info@mcstyle.com まで。

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