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広がりのある住まい作り
「借景」という言葉があります。庭の向こう側に広がる風景を、庭の一部として取り入れる技です。借景により庭には実際以上の広さと豊かさが付加されます。
高台に建つ「パークテラス宮前平」からの眺めに、この借景のイメージを加える。この眺望を満喫するには、部屋からの眺め、視界をどれだけ広くすることができるか、がテーマとなりました。
そこで、設計段階で採用したのが「逆梁工法・ハイサッシュ」でした。
逆梁工法では、通常はバルコニー側のサッシュ上部にある梁を室内から外に出し、バルコニーの壁と一体化させることで、視界を遮ることなく光の差し込む角度を大きくすることができます。しかもリビング・ダイニングには高さ約2,275mm(一部住戸を除く)のハイサッシュを設置したことで、大きな開放感が得られるとともに、自然光がふんだんに取り込めるようになりました。室内には明るい日差しが差し込みます。
リビングには奥行き約2メートルという広いバルコニーを用意したこともあり、道路から室内の様子が見えにくくなりました。部屋からは四季の緑を望めます。こうして、開放感のある暮らしが実現したのです。
「これも邸宅(すまい)ならではの贅沢だね」
設計図を見て、Aと技術担当のSはそんな会話を交わしました。
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